喜怒哀楽からの手紙とは
コーチングコアでは、喜怒哀楽などの感情は「自分自身から自分へのお手紙」であると考えています。
「いいね!そのまま行こう」という応援歌や、 「大切にしたいことをおろそかにしているよ」「目を向けてほしいことがあるよ」というメッセージなど、あなたにとって何が大切か、今あなたが望んでいることは何か、をお知らせしている情報です。自分自身から届く大切な声なのです。
感情へのアンテナをしっかりと立て、十分に感情と対話するスペースを取ることで、“そもそもの自分”からのメッセージを受け取ることができます。
それは時として意外な言葉やイメージだったりすることもあります。だからこそ日常生活に本気で取り入れて活かすことが大切なのです。
ここでは、喜怒哀楽それぞれについて「味わった感情」と、「喜怒哀楽からのお手紙」ワークを行ったとの気づきについてご紹介します。
喜怒哀楽を封印していませんか?
コーチングを受けてくださったクライアントさんの中には、喜怒哀楽などの感情を”封印する術”に熟達している方がかなりの数いらっしゃいました。封印の術自体は悪いわけではなく、ここまで人生を生き抜くために、その人にとっては必要不可欠な技だったのでしょう。ただ、”封印の術”を使い続けると、喜怒哀楽を感じる「感情アンテナ」そのものを下げてしまう可能性があるのです。
喜怒哀楽を封印すると起きること
感情アンテナを下げて、喜怒哀楽を感じないようにすると、怒りや哀しみに目を向けずに済みます。一見楽なようですが、同時に喜びや楽しみを感じるアンテナも下がっているのです。
大きな悲しみに耐える時などは、一時的にアンテナを下げる必要があることもあるでしょう。
それも大切なこと。
でも、そろそろ真冬の時期が過ぎたな…と感じたら、感情アンテナを徐々に上げていきませんか?
これまで守ってきれてくれたその技に感謝しつつ、次のステージに進むために…あなたらしい魅力や素的さんが香り立ち、喜怒哀楽を豊かに味わい、毎朝その日一日を楽しみに目覚めるような人生を創るために、一歩を踏み出してみてほしい。
私はそのためにお役に立ちたいと思っています。